イノセンス

日本2004年　99分（SFファンタジー）　+URL+http://www.innocence-movie.jp/

監督・脚本：押井守

原作：士郎正宗

声の出演：大塚明夫／田中敦子／山寺宏一／竹中直人　etc...


Story:
2032年の日本はネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ、ロボットが共存する。
バトーは、続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関の刑事。そして腕も脚も、その体のすべてが造り物の生きたサイボーグである。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生し、パートナーのトグサと共に捜査に向かう。

はっきり言うと、よくわからない。
少女という物体をただ弄ぶようにしか見えなかった。売春行為に使い、テロリズムを生む。
線としては一本なのだが、よく見ると細かい糸が絡まり続けている。そんな映画。
少しでも考える暇を与えないかのように聖書などの一節を並べて難しくしてる。これで99分でまとめようというのは無理があったんじゃないか？『マルホランド・ドライブ』や『2001年宇宙の旅』のような難解にさせたいのだろうか？でもこれを見て、「これはこうでこうだからああだ。」と細かい事まで討論したがる人は自慢したがりなのだろうか？
映像としては、現代のアニメ映画作品として最高なんだろうけども、それを表現させたいだけの作品というか。・・・で、これはアカデミー賞有力なのだろうか。
・・・そして日本人は『ええロリコン』ばかりなのだろうか？