SAW2

原題〜SAWⅡ〜 +URL+http://saw2.jp/
アメリカ 2005年 100分 (サスペンス)


監督・脚本:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:リー・ワネル
CAST:ドニー・ウォルバーグ/ショウニー・スミス/トビン・ベルetc...


Story:
ある部屋、目覚めた男はゲームに参加した。首には頑丈についた器具、ビデオが再生され、「I want to play a game」制限時間内に鍵を見つければ防ぐことはできる。その鍵は・・・。よくわからず殺人現場に到着したエリック・マシューズ刑事、そこにいた死体は彼が扱った事件の協力者だった。そして、天井には『もっと近づいてよく見ろ』


(※一応ネタバレなしでがんばってみた)
前作を見ていればより楽しめ、驚愕できるということか。というか、あの瞬間のために2があるという感じが・・・。
エリックとジグソウの話のところはこうだったのかー!
ジグソウが息子の事を言ったのはこういう事だったのかー!
というような終盤の段階に繋がってきてすっきりする事が多すぎ。そのせいで伏線をものすごい張り巡らされている映画。気付いたもの全部が伏線なっていたのがなんというか。


8人が行動しているという意味ではCUBEのような雰囲気をもっていた。そしてこれが、新感覚のミステリーなのかな?というのもあった。”犯人はジグソウであいつ”というのは知ってるんだけどね。
そういう意味では、内容をじっくり見ていれば、いろいろ散らばっているトリックを見つけることはできるけど、全ての矛盾点を見つけるのは一度見ただけでは難しいかな?というところ。
もしかしたら続編があるのかな?という布石を残しているけど、あれはやらないほうがいいだろ。ここまで一応はCUBE化*1になっていないからいいとしても、次はなあ。まあ、作るのならばそれはスピンオフ作品でしょ。


うーん、24を映画化したらこんなの。というかもう少し作品の期間が開いていい脚本があればよかったのかな、感想としてはねえ。
恐怖を超越するとやはり『笑うしかない』ということだ。最初からケラケラ笑いすぎだから、俺。隣の人は上映前にPSPで前作見てラストばかり見てるし、その人も同じリアクション起こしているし、その隣にいたカップルは「えー、なにぃ」と言っていたし。前作のサンダンスうけというのとまた違った、でもハリウッド的でないCUBE並にグロいサスペンス(+ウザキャラ)。そういう意味では良作。はてダを見たりしていると「面白かったけど、前作を超えてはいなかった」と言う人が多いけど、
前作が『事件』と考えれば今作は変な意味『解決編』といっていいんじゃないかな?ジグソウの供述があるし、・・・アレだし。


劇中、セリフで「Tokyo Subwey attack」という部分があった。サリンの事を取りあげる時はこういう表現になるのだね。原爆だと広島・長崎だし、

*1:監督が代わって続編が駄作の意味で