ハチミツとクローバー

2006年 日本 116分(ラブストーリー)+URL+http://www.hachikuro.jp


監督:高田雅博
脚本:河原雅彦/ 高田雅博
原作: 羽海野チカ
CAST: 櫻井翔/蒼井優/加瀬亮/伊勢谷友介/関めぐみ etc...


Story:

美大らしくないと言われた竹本は、花本研究所の親睦会で花本先生の親戚はぐみと出会う・・・そして恋に落ちた。
天才的才能を持つ森田は、同じ天才的才能を持つはぐみにいつしか好意をもつようになった。
山田は真山を好きでい続け、その真山はバイト先の理花をストーカーのように好きになっていた。
・・・片思いがうずめく中、少しずつ感情が浮かんできた。


いやー、噂には聞いていたけど真山のストーキングぶりがすごすぎる。確かにあれは犯罪。途中、修ちゃん(堺雅人)がTrap-TV吹越満のように見えてしまった(話し方含めて)。竹本の背に多少違和感。それに嵐の桜井翔だと気付かなかったら「あら、あの子ジャニーズ事務所の子なのー」と、なぜか見に来たオバサマがいいそうな気がする。それほどオーラが消えていたというか、存在感が薄まっていた。一応主役なんだけどね・・・(原作でも同じ扱いか)。
個人的に基準はどうしても原作になってしまうから、花本会の集まりや浜美の校内での様子に多少違和感を感じてしまう。そこらへんは、映画向けのオリジナル作品になっているから仕方ないか。原作を読んでいる人間から見れば、ストーリーは違うのに「原作の世界をうまく扱っていると」扱われるし、原作を読んでいない人間でも片思いだらけの恋愛映画として処理されるだろうし、まあいいんじゃないの?ということで。

あ。山田さんがちょっと好きな理由が髪が長くて彼女の服装が好みということに気付いた。関めぐみもかわいくてよいよー。




最近の量産されている日本映画を見ているといつも思うけれども、日本にもTVMovieのジャンルを確立したらいいと思う。
ぶっちゃけて、途中までフジテレビでやっていたディビジョン1枠*1でやってもいいのではないかと思ってしまった。だけども、昨今のスペシャルドラマの配役を見ていると全くというほど見たいと思えない面子が揃ってしまうからどうでもいいようになってしまうけども・・・。


あと、この作品に関して言えば、心の声などのバックヤードはちょっとうざいと思ってしまう。アニメのはまだいいんだけど、実写であれの多様はちょっとキツイ。
まあ、作品全体的はいいけどね。けど、映画としては見れなかった。

*1:月に1つ前4話のドラマを放送