NPB Climax

日本ハムファイターズ44年ぶりの日本一!といわれても全くというほど実感がわかない。その44年の一握りの間しか見ていないんだから仕方ない。
新庄剛志の北海道最後の試合、最後のアウトを獲ったひちょり、新庄・小笠原・田中幸雄・そして大社オーナーの親子の胴上げ、トレイのシンジラレナーイ。そして何よりも、ファンの熱気。誰かがファイターズ贔屓に脚本でも書いているんだろという今回の日本シリーズ。仕方ない先制点を与えても、すぐに同点になれると感じて負ける気がなかったし、川上憲伸に抑えられても期待しかなかった。稲田はナイスなプレーを見せるし、ダルビッシュはランナーを出してもきちんと抑える。
そして逆転し、最後にとどめの一発。どこまでも優勝から遠ざかっていたチームとは思えなかった。


とはいえ、去年のマリーンズといい、今年のファイターズと思い入れの強い2つのチームが日本一になってくれたのは、表現出来ないような喜びが出ている。思えば、2001年辺りからパ・リーグ中心に見るようになりその理由が東京ドームに行って見る2つのチームの戦いであった。その当時、この2チームが優勝なんて10年は無いと思っていたし、2004年のプロ野球再編の時ではなくなってしまうのではないか。という危機感もあったものの、その中でここ2年の嬉しさは今まで野球を楽しんできてよかったという答えなのかもしれない(とは言っても、まだまだ見続けるけど)。
とにかく今はフーズフーズ説最強説を唱えないで何だというんだ。