キングオブコントとアカデミー賞

誰しも、この大会に対して否定もすれば肯定もするのがわかるけど(私はどちらかといえば否定派であるが)、
一方的に否定派を軽蔑するような言い方はどうなのかな。
とりあえず、この大会は「吉本の組織票云々」を中心として話はじめる人たちは別の世界で話せばいいと思った。


日曜日に見終わって、TBS系列のない所にいる方に少し電話をして関連するいろいろなサイトを読んでふと思ったことが
『百歩譲ってアカデミー賞のようなもの』と考えればマシになるんじゃね?
ということ。コント師(というらしい)たちの労いを込めた賞だと思えばあの審査方法も悪くはないし、M-1と別の物と捉えることも十分に認識できる。
アカデミー賞だって、エミー賞だって作品賞のノミネート作品は趣向が違うものばかりで受け方次第でずば抜けてというものがない限り一番いい作品を決めるの難しい。それに、場の流れで決まる物だってあるわけだ。アカデミー賞は裏方さんなども投票できるが。


こう考えれば、ほら。ただし、実質12人で一番を決めるというものは実にバカバカしい。
それも、口頭で答えるなんてずっと思っているが罰ゲーム。決勝で各5点満点というのも最低でも平均3.2押してるならいらないんじゃない?
労いを込めるのであれば、最後は1回戦から出た組に各1票、準決勝敗退に組に各2票、決勝敗退に各3or5票と渡せばいい。
事前にコント台本を提出するくらいなら最終決戦用に8組が1本事前に収録して
準決以前の人たちに何度かに分けて会場かどこかで見せて投票させればいいんだし。
準決以降は今回どおりで、準決敗退者は引き分けにする権利があるが、
これならば決勝敗退した人たちが口頭で発表してもプレッシャーもないはず。
誰が面白いかは出場したおまえらが決めればいい、というならそういうことじゃないのだろうか。