本当の野球場

7月27日、初めてヤフーBBスタジアムへ野球を見に行く。
最初は、素晴らしい球場で野球を見れたらいい。という計画だったけど、あれよあれよで『花火ナイト』があり、『先発が渡辺俊介』だったり、最初は外野でまったりと観戦と思ったのに、3塁側内野でアンダースローをじっくり。花火もみたいが、とにかく野球観戦を優先に。


野外球場だったら神宮球場だってあるけど、ビルなどの中にある感じが否めない。
試合開始30分くらいまで夕日がきつかったけど、それも味がある。これも野外らしさ。食べ物も美味しいし、もっと美味しい食べ物を『プロ野球観戦の旅』で調べておくべきだった。動きずらかったということもあってあまり買い込めなかったのもあったけど。ビールは飲めないけど、飲みたい気分。
試合前から、試合中にまで夏休みもあるからか子供がたくさんのアトラクションをやっていた。プレイボール宣言をしたり、野球少年がノックをやったりと驚くほどのんびりと、のどかに野球を見れ、「独立リーグってこういうものか?」事を思った。試合も、ものすごいハイペースの投手戦もあってか、時間を忘れいつもは何度も他の試合の途中経過を気にしていたけども全く見ようとせず一つ一つのプレーに集中できた。大体は渡辺俊介を見てたけど・・・。
3回、俊介の足に当たった時はどうなるかと思ったけど、それ以降ものすごいピッチングをしてビックリ。1回の二死満塁で前途多難かと思ったけど、終わってみれば9回途中までで5安打無失点。金田も痺れる。千葉ロッテはただの貧打線じゃない。二塁手平野恵一が凄すぎた。
そんな試合も花火でブレイクし、9回終了なのに8時45分くらい。それなのにお客さんはどんどんと帰っていく・・・なんだそれ。野球じゃなくて花火見に来たのかよ('A`)と思うほど悲しい。凄いいい試合だというのにさ。子供たちは野球を楽しんでるのに。ファールボールがスタンドに行くたびにその方向に走っていくし、外野手のキャッチボールが終わったあとにボールをもらいに集まっていくし、ブルペンに入ったボールをもらうために集まるし、そのためにブルペンキャチャー*1は腰が痛いというのにボールを拾いに行ってスタンドに投げる。戻ると腰を抑える。
なんだろう、この風景って・・・と、この試合を見に行って、初めて野球を見に行ったような雰囲気になった。野球くささ中の野球くささを体験したんだろうか。
試合が終わっても、レフトスランドからは千葉ロッテファンの二次会で『合併反対』コールに『がんばれがんばれ○○*2』コールに『白いボールのファンタジー』と。内野の端っこに行って一緒にやりたかったけど、遠くから見ていた。試合中にも白いボールのファンタジーを演奏していたけど、泣きたくなったくらい凄くジーンとした。周りに人がいなかったらないてたと思う。


思ったけど、本当に阪神ファンの人も見に行けよ。遠いといっているけども駅からは近いじゃないか。駅の目の前だよ、『関西の西武ドーム』だよ。いつもワイワイ野球を見るんじゃないくてたまには落ち着いて野球を見なさいよ、本当に。知らない選手ばかりでも選手名鑑片手に見ていればいいんだから。
うしろで観戦していた女の人たちはそううみたいだったけど、話に夢中だった(´・ω・`)
野球談議はいいのだけど、パ・リーグの選手のことを知らなくてもいいけど、「小林雅英だけは知ってる」でもいい。でも何故、先発投手の投げ方に注目しなかったのよ。それだけが気がかりだった。


最後に、選手紹介があったけどすごくカッコいい。球場の雰囲気とあっているし、選手の絵のタッチもカッコいい。しかし、オーティズの選手紹介の時のナイスプレーの嵐は詐欺だ。事実、9回に2回も危ないプレーをしでかした。思わず野次を入れてしまったじゃないかw

*1:吉鶴憲治

*2:パ・リーグのチーム名