サンキュー・スモーキング

原題〜THANK YOU FOR SMOKING〜 +URL+http://www.foxjapan.com/movies/thankyouforsmoking/
2006年 アメリカ 93分 (コメディ)


監督・脚本:ジェイソン・ライトマン
CAST:アーロン・エッカート/マリア・ベロ/デヴィット・コークナー/キャメロン・ブライト etc...


Story:

ニック・ネイラーはたばこ研究アカデミーで広報をやっているため殆どの人から嫌われている存在に。ただし、それをなんとも感じずに情報操作をするのが本来の仕事。ある時は、テレビのトークショーでたばこでがんに侵された未成年の子を利用したり、映画でタバコを吸うシーンを復活させようと持ちかける。
そんな中、たばこのラベルにドクロマークをつけようとしているフィにスター議員と全面対決をすることになる。


久しぶりに映画館で大笑いしたかもしれないなーって言う映画だった。
タイトルがタイトルだけに見たい!と言う人と見たくない!って言う人に分かれちゃいそうだけど、これはとりあえず見るべき。「憎まれるからこそ物事やりがいがある」という仕事だからコミカルであり、(情報操作さえされなければ)なるほどというものが会話中から見えてくる。タバコがメインの映画ではあるけど、あまりタバコを吸っているシーンはないし、タバコ吸ってて何が悪い!という見せ方もしない。どっちかといえば、タバコ吸っててもいいじゃん、というスタンスで。・・・タバコ吸って命拾いした!というシーンはあるけど。<br>
"ウィル&グレイス"や"レッドブル"がそのまま字幕で使われなかったのがちょっぴり残念。日本では浸透していないから・・・。
とにかく、ウィリアム・M・メイシーほど議員役が似合う役者はいないな。他のキャストもうまくはまっていて浮いて見えたところがなかった。