ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

原題〜Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan〜
2006年 アメリカ 84分(モキュメンタリー)


監督:ラリー・チャールズ
脚本:サシャ・バロン・コーエン/アンソニー・ハインズ/ピーターベイナム/ダン・メイザー
CAST:ボラット・サカディエフ*1/アザマート・バガトフ*2etc...


Story:
カザフスタン人レポーターボラットアメリカを取材しに行くことになった。ニューヨークでアメリカ流のジョークやフェミニズムを学ぶ中、テレビで見たパメラ・アンダーソンと結婚するためカリフォルニアに向かう。


笑いに関するあらゆるものを詰め込んだ作品で、作品以外のことをあまり頭に入れていなかったのだけど、家で調べると監督がラリーをはじめスタッフ陣が密かに豪華なのがすごい。そりゃ、あれだけの出来になるわけだ。


ストーリーは一応(本当に一応)たっていて、そこにボラットアメリカ人との交じり合いがある。そして皆、不快になる。ただそれだけなんだけど、笑っちゃいけないのに笑いを引き出すパワーがすごい。「・・・・Not!!」とかね。
笑いは『緊張と緩和』があって成立するといわれるけど、これは『緩和と緊張』があって成立している気がする。だからボラットよりボラットにつき合わされている人の行動を楽しんでいるのかも。


ユダヤ人追い祭りがツボにはまってもうしわけない。

*1:as サシャ・バロン・コーエン

*2:as ケン・デヴィティアン