想像はしていたのに、ブリヂストンが来年でいなくなるという話を聞いてショックが大きくなっていたような気がする。
大嫌いなチームの一つではあったけれど、表彰台に登るたびにうれしかったし、なによりトゥルーリさんが大好きなのでがんばっていて欲しかった。なのに、早々と撤退の発表。本当に1勝はして欲しかった。チャンスはなかったはずではないのに一度も・・・。
予選番長で決勝は空タンでだんだん順位が落ちる様式美。遅いトゥルーリさんを後続が抜けなくてトップのドライバーを逃げさせるレースのこわしっぷり・・・良い印象は本当になかった。その中でもたくさんのドライバーが活躍をして「はいはい、またダメだったね」と終わってしまう。行けるかもしれないというチャンスだった今年も、序盤バーレーンでフロントロウをトヨタで固めるもそのチャンスを消してしまい魅せてくれる機会は最後のシンガポール/日本での2位表彰台。バーレーンの時はMUMMまで用意したのに・・・


資金面をのぞけば辞めて当然というものはなかったので昨年のホンダ撤退と同じく残念な気持ちでいっぱいなのは確か。最終戦小林可夢偉が兆しを見せてくれただけにというのもあるだろう。ワークスチームとして不名誉なものを残してしまったものの、おつかれさまでした。山科さんの涙にもらい泣きをしかけた。
あとは、小林可夢偉トヨタ内に囲い込むんではなく世界に名声を手に入れさせるよう働きかけてください。それが最後にトヨタチームがやることなんだと思う。