人生万歳!

原題〜Whatever Works〜 +URL+http://jinsei-banzai.com/pc/
2009年 91分 アメリカ (ラブコメディ)


監督・脚本:ウディ・アレン
CAST:ラリー・デイヴィッド/エヴァン・レイチェル・ウッド/パトリシア・クラークソンetc...


Stry:
自らを天才と言い張る物理学者のボリスは妻と離婚をしチャイナタウンの片隅でひっそりと暮らす生活を送っていた。そんな中、家出してきたというメロディという女性が家の前にいた、すぐ返すはずだったが何故か少しの間共同生活をすることになる・・・・


「その男が連続殺人鬼だったらどうするんだ?」
久しぶりに見たウディ作品であり、初めて劇場で見たウディ作品。
ダイアン・キートンが出演していた辺りの雰囲気が凄くて、しかも成熟した屁理屈じいちゃんと化したウディの脚本にラリー・デイヴィッドがうまく折り合っているラブコメになっていた。ラリー演じるボリスであり、ラリーの姿をした監督ウディであり・・・変幻自在。
いろいろな事を知識として持っていないと楽しめないんだろう、という部分はあるけれどもコメディとしてはうまくやっていると思う。最初から「こういう流れでやるから!」や、そうだよなあ、というものはありつつも「ご都合主義だけど?」という感じなど、ああ観てて楽しいというものがある。ウディだから許すんだろうけど。


途中で「銃(Gun)釣り(Fishing)サッカー(Football)ばかり〜」というセリフがあったけれど、南部なんだからサッカーじゃなくてアメフトじゃないのかな?なんて思ったり。(最後はアメフト選手となっていたけど)
とにかく、知的・くだらないネタで大笑いしてしまった・・・