M-1グランプリ 敗者復活戦〜決勝
SkyAで放送していたから録画をして、有明ヘ行ってきた。
本当に寒い。何もないくせにちらほらとビルが建っているから風が直で当たる・・・いぢわるしないで。コミケ行く人たちは周りに人が多いだろうけど、人があれほどまでに少ないんだよ!風が直で当たるんだよ!完全防寒だったけどやっぱり寒い。
見た感じだと磁石か、麒麟か、ダイノジのどれかが絶対に上がるだろうと確信した。それほど面白かった。
結果、麒麟が敗者復活として決勝のステージへ。しかし、2位との投票差が1点という驚愕の事実。公表されていないけどこれはすごい悔しいだろうな。(敗者復活での審査は、一般審査員100人が3組選び(持ち点1)特別審査員5人が持ち点10の合計なので本当に一方の差が全てを分けている。)
敗者復活を限定すれば、オリエンタルラジオやはだか電球やりあるキッズがよかったなー。特にオリエンタルラジオは来年がすごく楽しみ。売れるかどうかは別にして面白すぎる。
53組×4分というのはいくらお笑いが好きでもやっていられん。
決勝の個人的な感想
(個人的な得点を入れてみた。目ざといだけだけど)
千鳥
[中世ヨーロッパ]
じっくり見ていれば面白いネタなのだけども、本当に長い時間見ていれば・・・。時間の制限があるとちょっとキツイネタかな?・・・79点。
タカアンドトシ
[街で気付かれたい]
ネタの構成うまい、流石に正統派漫才で勝負かけている。オチもちゃんとうまく落としているしさすが!でも、大きな笑いというのが出なかったのが惜しいのかな・・・89点。
東京ダイナマイト
[タクシー]
本当に、もっと面白いネタはあるはずなんだよな。松田さんのキャラと2人の"間"というので押し切ってネタとしては・・・。という感じが「ちょっとクラクション鳴らしておきますね」は好きだけど・・・82点。
トータルテンボス
[最後に「る」のつく名詞は動詞になる]
ハイライトで最後押し上げると思ったけど白目来なかったのが寂しい。ネタはそれなりの出来。執拗に「ハンパねぇ」があるとアレだけど少ないと逆に心配になった・・・88点。
Poison Girl Band
[中日は帽子が似合ってた]
噛めば噛むほど味の出るスルメのようなコンビ、順番もあったのか大当たりはなかった。独特の世界がもう少し会場の心をつかんでいれば、つかんでいれば・・・85点。
笑い飯
[人差し指の新名称&二宮金次郎]
テンポが遅いなあ。ラッシュをかけていなかったんだよな、おかげで普通の漫才になっていってしまった。去年、一昨年までの期待もあったから低め。
最終決戦分のネタやっちゃったかな?・・・82点。
アンタッチャブル
[結婚相手の家に挨拶]
全てにおいて大爆笑を取れているのは本当にすごい。まあ面白いのは事実なんだから否定はできない。ネタを構成すうるえでよくその言葉が出てきたという時点ですごい・・・98点。
麒麟
[癒しの空間]
ありきたりかな、と思われたネタだけど弄ったおかげですこぶる面白くなったと思う。テンポが一定に保たれて、ほかのところが引き立ったというか。流石は53組の中から勝ち上がったコンビ・・・92点。
本命は2強と煽りながらも見事に弾けて見事に大荒れの展開になった。
最後に残った3組が明らかに頭ひとつ出ていた気がする。
審査員に島田紳助と松本人志がいなかったという要素がどう絡んでいたかというのはよくわからないけど、ちゃんと予習をしている小朝師匠と一回戦から見てるというカウス師匠、今年の審査員は春風亭小朝師匠と中田カウス師匠の存在が大きかったと思う。やっぱり今回の笑い飯の評価をどうやっていたかは気になる。
決勝に残った3組は本当に個人的にすごい3組になってしまった。去年から推していたアンタッチャブルと、今年推した南海キャンディーズ、そして敗者復活戦を戦い抜いた麒麟・・・もうどこが優勝してもいい状態だった。まあ麒麟は来年大爆発するんじゃないかな?ちゅか、しないと。
もう少しネタ時間が短くまとまっていたら、もしかすると南海キャンディーズ行ってたかもしれないな。個人的には贔屓目なしで一番面白かった。しかし、あれやったら来年ネタ無いぞ!